昨今の健康ブームで、「ゼロキロカロリー」と表示された商品をお店で見かけることがありますね。
血糖値に影響しにくい人工甘味料を使用し、低エネルギー、少量で甘みが強いため、摂取エネルギーを減らしたり、摂取後の血糖値の上昇を抑えたりする効果が期待できます。
しかし、本当に表示通り「0kcal」なのでしょうか?
2021年05月24日 |カテゴリー「生活習慣」
昨今の健康ブームで、「ゼロキロカロリー」と表示された商品をお店で見かけることがありますね。
血糖値に影響しにくい人工甘味料を使用し、低エネルギー、少量で甘みが強いため、摂取エネルギーを減らしたり、摂取後の血糖値の上昇を抑えたりする効果が期待できます。
しかし、本当に表示通り「0kcal」なのでしょうか?
健康増進法という法律の栄養成分表示基準では、100g(mL)あたりの熱量が5kcal未満のものは、「ゼロキロカロリー」と表示することができると決められています。
したがって、たとえ4kcalのものでも「ゼロキロカロリー」と表示できるため、「いくら飲んだり食べたりしても0kcal」というわけではないので、ご注意くださいね。
例えば…100mLあたり4kcalの飲み物を500mL飲んだとすると、20kcal摂取したことになります。
「ゼロキロカロリー」の食品は、いくら飲んだり食べたりしても0kcalというわけではないことをお伝えしましたが、
通常の食品と比べてカロリーが低いことは確かです。
基本的な食事療法を行ったうえで、上手に「ゼロキロカロリー」の食品や人工甘味料を利用してくださいね。