サラダに何をかける?

2022年10月02日 |カテゴリー「生活習慣

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あなたは、サラダに何をかけますか?

今回はマヨネーズやドレッシングについてお話したいと思います。

一般的な、ドレッシングの種類ごとの塩分やエネルギー一覧を見てみましょう。

大さじ1(15g)あたりのエネルギーおよび塩分量

大さじ1(15g)あたり 塩分 エネルギー
マヨネーズ・卵黄型 0.3g 80kcal
ごまドレッシング 0.5g 62kcal
フレンチドレッシング 0.5g 54kcal
サウザンアイランドドレッシング 0.5g 62kcal
和風しょうゆごまドレッシング 0.7g 36kcal
中華風ドレッシング 0.8g 36kcal
和風ごまノンオイルドレッシング 0.8g 8klcal
(参考:減塩のコツ早わかり 女子栄養大学出版部)

一般的に、低エネルギーのドレッシングほど塩分は多い傾向になります。
エネルギーを抑えるために油脂を控えた分、物足りなさを補うために、
塩分やほかの調味料や材料を加えているためです。
ドレッシングだけでなく、マヨネーズにも同じことが言えます。
いわゆる普通のマヨネーズは大さじ1で塩分量は0.3gと、他のドレッシングと比べて少ないですが、
80%カロリーカットの商品だと、大さじ1あたりの塩分量は0.5gとなります。

エネルギーも低く、塩分量も少ない商品を探すのはなかなか難しいです。

糖尿病食事療法のための食品交換表(第7版)では、油の含まれるドレッシングやマヨネーズは、
調味料ではなく、表5の脂質の多い食品の仲間に分類されます。

エネルギー制限がなく塩分の制限のみ必要な方は、純粋に塩分の少ない商品を選べばよいのですが、
エネルギー制限もある場合は、エネルギーにも注意する必要がありますね。

いくら塩分が少ないドレッシングでも、2倍かけたら2倍の塩分量を摂取することになります。
目分量ではなく計って使うと、かけすぎ防止になります。

また、どうしてもボトルからだと多くかけ過ぎてしまう方は、個包装のものも利用するのも選択肢のひとつです。

個々の商品によって栄養成分は異なります。
実際に商品を購入する際には、商品の表示をご確認くださいね。