ナッツを1日14g食べることで、体重増加の抑制と肥満リスクの低下を期待できる研究や、
また、ナッツ類をよく食べる人では血中コレステロールが低い傾向があったと報告する研究もあります。
ただし、体重増加の抑制と肥満リスクの低下を期待できる研究では、
フライドポテト、ポテトチップス、チョコレート、精製された穀物、加工肉などをナッツに置き換えています。
普段の食事にナッツをプラスするだけで体重増加の抑制と肥満リスクが低下したわけではありません。
むしろ、普通の食事にナッツをプラスすることは、摂取カロリーの増加につながります。
いくら健康に効果があるといっても、摂りすぎは食事全体で脂質摂取量が多くなり、健康を損なうリスクがあります。
ナッツには身体によい成分が含まれていますが、食べ過ぎにはくれぐれも気を付けましょう。
脂質の1日の食事でのトータル摂取量を考え、ナッツを食べる時には他の脂質を減らすなど工夫が大切です。
食塩を加えて味つけしたもの、フライにしてるものは油の摂り過ぎになるので注意しましょう。
「素焼き・食塩無添加」のものを選びましょう。