乳類は必須アミノ酸をバランスよく含む良質なたんぱく質や脂質、炭水化物(糖質)、ミネラルなどで構成されています。最大の特徴は、日本人に不足しがちなカルシウムを豊富に含み、
またそれが吸収されやすい形だということです。
コップ1杯(200mL)の牛乳には、成人1日に必要とするカルシウム量の約3分の1が含まれています。
また、牛乳に含まれるたんぱく質の約80%を含めるカゼインは、カルシウムの吸収をよくするといわれています。
カルシウムの栄養素については、ミネラルではリンが多く、ビタミン類ではビタミンB2が比較的多いほか、
ビタミンA、B1なども含まれています。