塩分を摂り過ぎるとどうなるの?

2019年12月08日 |カテゴリー「生活習慣

最近、

・喉が渇いて仕方がない

脚や顔がむくんでいる

・頭や胸に痛みがある  

…といった自覚症状はありませんか?


それは、もしかしたら塩分の摂り過ぎかもしれません。

塩分を摂り過ぎると、どんな病気になりやすいのでしょうか?

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塩分摂り過ぎといえば血圧が高くなる!と、ご存知の方が多いかと思います。


どうして、塩分を摂り過ぎると血圧が高くなるのでしょうか。


身体は、血液中の塩分(ナトリウム)濃度を一定に保つ機能が備わっています。

ナトリウム濃度が低くなれば腎臓で再吸収し、反対に濃度が高くなれば腎臓から排出します。

ところが、塩分を多く摂り過ぎていると、腎臓のナトリウムを排出する機能が低くなり、ナトリウムが再吸収されてしまいます。

ナトリウムは水分と結びつきやすいため血液量が増え、その結果血圧が高くなります。


塩分の過剰摂取は、常に血圧の高い状態になってしまい、高血圧症につながります。


特に、秋から冬にかけて気温が下がってくるこれからの季節は、血圧が上昇する傾向があるので注意が必要です。


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先ほど高血圧症のお話でも触れましたが、ナトリウムの排出は、腎臓のろ過機能によって行われます。
ろ過機能の働きが活発になればなるほど、腎臓に負担を掛けることになるので、塩分過多は腎臓疾患の原因にもなります。


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塩分過多の状態が続くと、心筋に異常な電気信号が伝わり、不整脈を起こす可能性があります。
さらにひどい状態になると、心疾患を招く可能性があります
※喉が渇いて仕方がない、脚や顔がむくんでいる、頭や胸に痛みがある、などの症状がある場合、塩分の摂り過ぎの可能性がありますので、早めの受診をおすすめします。