栄養成分表示をマスターしよう

2022年05月30日 |カテゴリー「生活習慣

普段買い物をする時、栄養成分表示を見て買い物をすることはありますか。

栄養成分表示は食品を選ぶ時のヒントになります。
ぜひ栄養成分表示をマスターして、ご自身に合った商品を選んでくださいね。

栄養成分表示は義務付けられている

食品の表示について定めた法律「食品表示法」が2015年4月1日に施行されました。
5年間の移行経過措置期間を経て、2020年4月1日から
原則として消費者向けに予め包装された全ての加工食品及び添加物(業務用を除く)に
栄養成分表示が義務づけられました。

栄養成分表示のルール

栄養成分表示のルールには、
必ず「栄養成分表示」と表示することが定められています

また、

1.熱量(エネルギー)
2.たんぱく質
3.脂質
4.炭水化物
5.食塩相当量
6.栄養表示された栄養成分

の順に5項目を表示します。
値が0でも省略不可となっています。

飽和脂肪酸、食物繊維は 表示が推奨されている栄養成分です。
また、ミネラル(亜鉛、カリウム、カルシウムなど)、ビタミン(ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンCなど)などは任意で表示される栄養成分です。

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〈例:牛乳〉

牛乳はカルシウムを豊富に含む食品なので、
必ず表示しないといけない項目以外に
任意でカルシウムの表示がされていますね。

強調表示について

・栄養成分や熱量などの強調表示をする場合
・補給できている旨の表示「含む」「供給」「豊富」「高」などの表示
適切な摂取ができる旨の表示「無」「ゼロ」「低」「ひかえめ」などの表示

をする場合には、成分が一定以上または以下の含有量であることと基準が定められています。

なお、水や香辛料などの栄養の供給源としての寄与が小さい食品や小規模の事業者が販売した食品などは、栄養成分表示が省略されていることがあります。

表示誤差については、栄養成分および熱量ごとに範囲が決められています。

例)糖質の場合 
食品100mL(100g)当たり0.5g以上含まれていなければ「糖質ゼロ」と表示することができるようになります。