栄養素ってなあに

2020年10月12日 |カテゴリー「生活習慣

「栄養バランスよく食べましょう!」
よく聞く言葉ですよね。

でも、栄養バランスって?
そもそも栄養ってなあに?と疑問に思っている方もおられるのではないでしょうか。
そこで、今回は栄養素について、説明したいと思います。

そんなことは知ってるよ!という方も、再確認としてお付き合いいただけると嬉しいです♪

栄養素とは…

栄養素とは、食物に含まれている成分のうち、健康を保つために必要な成分のことをいいます。
栄養素は、炭水化物、たんぱく質、脂質、無機質(ミネラル)、ビタミンに分けられます。
これらを五大栄養素といいます。
栄養素は、たがいに関わり合い、助け合い体の中で働いています。
栄養素には含まれませんが、水も重要な役割を果たします。


栄養素のはたらき

栄養素には、大きく分けると3つの役割があります。
どれか一つの栄養素が一つだけの役割を持っているのではなく、複数の役割を持つものもあります。

エネルギーのもととなる

私たちの体は、眠っている間も呼吸し、心臓が動き、体温が保たれています。
歩いたり、走ったり、話したり、食べたり、いろいろな活動もしています。
車にガソリンというエネルギーがないと動かないように、
人間も体を動かすためにはエネルギーが必要です。
エネルギーのもとになる栄養素は、まず炭水化物、次に脂質、そしてたんぱく質です。
これら3つのエネルギーにのもとになる栄養素のことを三大栄養素といいます。


からだをつくるもととなる

体は筋肉、臓器、血液などさまざまなものからできています。
これらは、たんぱく質、脂質、無機質(ミネラル)が関係しています。

たんぱく質は筋肉や臓器などを主に作ります。
脂質は、ホルモンなどの材料になります。
骨や歯などの材料となるのは、カルシウムなどの無機質(ミネラル)です。

からだの調子をととのえる

たんぱく質、無機質(ミネラル)やビタミンは、体の働きを正常に保つために必要な栄養素です。