減塩しょうゆを使う時は他の調味料も加減しよう

2022年02月27日 |カテゴリー「生活習慣

cooking_genen_syouyu
減塩のために減塩しょうゆを使っている方もおられるかと思います。

減塩しょうゆは、普通のしょうゆから脱塩装置で塩分を取り除いて作られることが多いようです。

減塩しょうゆは、商品によりますが、塩分が普通のしょうゆと比べ1/2~2/3に抑えられています。
もの足りなさを補うために、香味や昆布、かつおなどのうまみを効かせたものもあります。

今回は減塩しょうゆを使うときにおいしく効果的に使う方法をご紹介します。
減塩しょうゆを使う際は、
・だしをしっかりとる
・香味野菜や香辛料を使って風味をよくする
と、減塩の味気無さをカバーできます。
例えば、味付け塩こしょうは塩が入っていますが、ホワイトペッパー(白コショウ)は塩分を含みません。
料理の種類によってはホワイトペッパーを少量使うと、味がぐっと締まって美味しくなるかと思います。

また、煮物で砂糖などの甘味も加える場合は、減塩しょうゆで塩分を減らしたら、
甘味も減らすとおいしく仕上がります。

肉じゃがを減塩しょうゆで作る時は、砂糖を半分程度に減らすとおいしく仕上がります。

減塩しょうゆなど減塩の調味料を使っていても、味が物足りないといつもの倍の量をかけていたら減塩効果はなくなってしまいますので、使う量には気を付けてくださいね。
可能な限り、計量スプーンで計量して使いましょう。
しょうゆの種類(塩分濃度) 小さじ1(5mL)の塩分量 大さじ1(15mL)の塩分量
こいくちしょうゆ(塩分14.5%) こいくちしょうゆ 0.9g 2.6g
うすくちしょうゆ(塩分16.0%) 1.0g 2.9g
たまりしょうゆ(塩分13.0%) 0.8g 2.3g
減塩しょうゆ(塩分7.0%) 0.4g 1.2g
だしわりしょうゆ(塩分8.0%) 0.5g 1.3g