熱中症を防ぐ水分補給のポイント

2020年07月08日 |カテゴリー「生活習慣

和歌山も梅雨入りし、雨の日が続きますね。
これから暑さも増し、熱中症にも注意が必要な季節です。

熱中症の予防のためには、水分補給が大切です。
特に、糖尿病の方は脱水になりやすいので、水分補給を意識してくださいね。

今回は、水分補給のポイントをご紹介します。


・のどが渇く前にこまめに水分補給
暑い日には、知らず知らずにじわじわを汗をかいています。
身体の活動強度い関わらず、こまめに水分を補給しましょう。
特に、湿度が高い日や風が弱い日は汗をかいても蒸発しにくく、汗の量も多くなりますので、
十分な水分を補給しましょう。
飲料は、5~15℃で吸収が良く、冷却効果も大きくなります。

人間は、軽い脱水状態の時にはのどの渇きを感じません。
そこで、のどが渇く前、あるいは暑い場所に行く前から水分補給しておくことが大切です。

・アルコール飲料での水分補給は×
お酒を飲むと、トイレが近くなりませんか?
どのような種類のお酒であっても、アルコールは尿の量を増やし体内の水分を排泄してしまいます。
一旦吸収した水分も、それ以上の水分とともに後に尿で失われてしまいます。

・1日あたり1.2リットルの水分補給
日常生活で摂取する水分のうち、食事に含まれる水分を除いて飲料として摂取すべき量は、
1日あたり1.2リットルが目安とされています。
一気に飲むのではなく、こまめに少しずつ飲みましょう。

・起床時、入浴前後に水分を補給
入浴時や睡眠時にも発汗しているので、起床時や入浴前後は水分を摂りましょう。

・大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに
普段の水分補給は、水やお茶で十分です。
しかし、運動時や作業時に大量の発汗がある場合は、
水だけではなく、スポーツ飲料等の塩分濃度0.1~0,2%程度の水分摂取が薦められます。

ただし、糖尿病や高血圧症の方がスポーツドリンクを飲む場合は、
糖分や塩分の摂り過ぎが心配されます。
普段から飲むのは控えましょう。
大量の発汗があり飲む場合は、0キロカロリーのものを選ぶと良いかと思います。
【参考になるサイトの紹介】