「糖類」というのは、「単糖類」「二糖類」のことを指します。
単糖類は、糖が1個のバラバラの状態のものです。
ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、ガラクトースなどがあります。
単糖が2個くっついた状態のものを二糖類といいます。
上白糖(いわゆる砂糖)の主成分であるショ糖(スクロース)は、ブドウ糖と果糖がくっついたものです。
他には乳糖(ブドウ糖とガラクトース)、麦芽糖(ブドウ糖2個)などがあります。
ブドウ糖や果糖などの「単糖類」・砂糖(ショ糖)などの「二糖類」は、吸収されやすく、「多糖類」と比べると血糖値が比較的早く上がり始めます。
特に、ブドウ糖果糖液糖など、清涼飲料水などに入っているものは吸収されやすいため、とりすぎには注意をしたほうが良いですね。
ただし、ブドウ糖は低血糖の時の対処には有効です。
果糖はブドウ糖に比べると血糖値は上がりにくいですが、糖度の高いものほど注意が必要です。