今回は袋めんについて、お話したいと思います。
袋めんを食べる時のコツ
2021年11月24日 |カテゴリー「生活習慣」
コロナ禍で買い物の頻度を減らそうと、日持ちする袋めんを利用する方が増えているのではないでしょうか。
袋めんは、めんの製造法で大きく分けると、
・瞬間油熱乾燥法(油揚げめん)
・熱風乾燥法(ノンフライめん)
の2つに分けられます。
油揚げめんは、日清食品の創始者である安藤百福が発明しました。
油で揚げると水分が抜け、再びお湯を注ぐとすぐにやわらかくなります。
ノンフライめんは、80℃程度の熱風でめんを乾燥させて作られます。
栄養成分はどうでしょうか。
しょうゆラーメンで比べてみましょう。
栄養成分 | 某油揚げめんしょうゆ味(1食100g) | 某ノンフライめんしょうゆ味(1食105g) |
---|---|---|
エネルギー | 457cal | 333kcal |
たんぱく質 | 9.9g | 10.1g |
脂質 | 18.0g | 4.6g |
炭水化物 | 63.9g | 62.8g |
食塩相当量 | 5.8g | 5.6g |
商品にもよりますが、油揚げめんはノンフライめんと比べて、
1食あたりエネルギーが約100kcal高くなります。
この違いは、油の量によります。
サラダ油で換算すると、油揚げめんのほうが大さじ1と小さじ1/2程度多いことになります。
ノンフライめんは、油揚げめんに比べて乾燥させるのに時間がかかるためコストがかかり、商品の値段も高くなる傾向があります。
また、調理時間が油揚げめんより長い傾向があります。
しかし、油揚げめんと比べて脂質の量が少なく約100kcal低いことは
健康のことを考えるとメリットがありますね。
味の好みや値段など、さまざまな要因で油揚げめんを選ぶことも
あるかと思います。
そういった時は、油揚げめんを食べる日は前後の食事で揚げ物を摂らないなど、
油を摂りすぎないように調節すると良いですね。
トッピングをして栄養バランスをよくしよう
めんだけだと、栄養が偏りがちです。
今はスーパーやコンビニでも、キャベツや数種類炒め物の野菜の入ったカット野菜を手軽に手に入れることできます。
カット野菜やもやしなど手軽な商品を利用して、野菜もプラスしましょう。しめじやエリンギなどキノコ類を足すのも良いと思います。
ゆで玉子をトッピングしたり、野菜を炒める時に豚肉などを一緒に炒めたりすると、
たんぱく質もプラスできますね。
また、ラーメンのスープには塩分が多く含まれます。
スープまで飲み干すと、ラーメンだけで1日に摂取する食塩摂取量のほとんどを摂ってしまうことになります。
スープは残すようにすると、塩分摂取量を減らすことができます。