皆さんは豆乳をお飲みになりますか?
スーパーに行くと、迷ってしまうほど多くの種類の豆乳が売っていますよね。
今回は、お食事の話を伺っているとしばしば登場する「豆乳」について、お話したいと思います。
豆乳は、大豆を水に浸してからすりつぶし、加熱後にろ過したものです。
原料である大豆は「畑の肉」といわれるほど、たんぱく質が豊富で、豆乳にも多く含まれます。
また、脂質も含み、消化吸収が良いといわれています。
また、大豆イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと化学構造が似ているため、女性ホルモンのような作用があるといわれ、研究が進んでいます。
皆さんはひとくちに「豆乳」と言っても、3種類あることをご存じでしょうか?
豆乳は、日本農林規格(JAS規格)で「無調整豆乳」「調整豆乳」「豆乳飲料」に分類されます。
豆乳の分類
- 無調整豆乳
- 大豆固形分が8%以上のもの。何も加えられてない、豆乳そのもの。
- 調整豆乳
- 豆乳に植物油脂や砂糖類、食塩などを加えた飲料で、大豆固形分6%以上のもの。
- 豆乳飲料
- 調整豆乳に果汁、コーヒー、麦芽などを加え、大豆固形分が4%以上のもの。
無調整豆乳・調整豆乳・豆乳飲料の栄養価(200mlあたり)
|
エネルギー(kcal) |
たんぱく質(g) |
脂質(g) |
炭水化物(g) |
塩分(g) |
カルシウム(mg) |
鉄分(mg) |
|
|
無調整豆乳 |
97 |
7.6 |
4.2 |
6.5 |
0 |
32 |
2.5 |
|
調整豆乳 |
134 |
6.7 |
7.6 |
10.1 |
0.2 |
65 |
2.5 |
|
豆乳飲料(麦芽コーヒー) |
126 |
4.6 |
4.6 |
16.4 |
0.2 |
42 |
0.6
|
|
(参考)普通牛乳 |
140 |
6.9 |
8.0 |
10.1 |
0.2 |
231 |
0.04 |
※日本食品標準成分表2015年版(七訂)より、200ml=210gで算出
一般的に、たんぱく質量は、無調整豆乳⇒調整豆乳⇒豆乳飲料の順に低くなっていきます。
大豆固形分が薄められていくからです。
逆に、無調整豆乳⇒調整豆乳⇒豆乳飲料の順に砂糖などの添加量が増えるため、炭水化物は含有量は多くなります。
調整豆乳は植物油脂を添加されており、脂質やエネルギーが他の種類と比べると高くなります。
また、調整豆乳や豆乳飲料は食塩が添加されているため、塩分が含まれます。
糖尿病食事療法のための食品交換表では、無調整豆乳は肉や魚、卵、大豆などたんぱく質を多く含む食品の仲間である「表3」になりますが、調整豆乳・豆乳飲料は「し好食品」の仲間になります。
おすすめは、砂糖や食塩などの入っていないシンプルな無調整豆乳です。
しかし、低糖質のものやカロリーを低くしてある商品も各メーカーから出ています。
上手く活用してくださいね。
豆乳は、メーカーや種類によって栄養成分にばらつきがあります。
お飲みになる場合は、商品の表示をご確認ください。









